生活費を下げるために必要なことは、以下の3つです。
①現状の支出を把握すること、②固定費の見直し、③変動費の見直し
それぞれ実体験をもとに詳しく書いていきます。
ステップ1:支出の把握
始めに現状の支出の把握を行います。このステップが最も大事です。なぜかというと、「自分の支出は自分でしか把握できないこと」と「現状把握を間違えると、有効な対策を打つことが出来ない」からです。支出を把握する際のポイントは【無理のない範囲】で【漏れなく】です。
無理のない範囲で続けることが大事
家計簿をつけようと始める時にやりがちなことの1つが、完璧な家計簿をつけようとすることです。「細かく品目をわける」、「1円単位で記録する」などをしていくと、家計簿をつけることがストレスとなり、続かないことが多いです。家計簿をつける目的は、自分が何にどの程度お金を使っているのかを把握することです。その目的が達成できる程度のレベル感で記録を行いましょう。
聖域は禁止|漏れなく記録する
もう一つの注意点は、網羅性に欠けた漏れのある家計簿をつけてしまうことです。スーパー等で買う食材はきちんと記録しているが、「日課になっているカフェで買うコーヒー」や「子供の玩具や洋服」は記録しない。このように自分の中で一部の支出を聖域化してしまうことはやめましょう。
正確な現状把握が出来なくなってしまうため、感情を入れずに淡々と記録していくことが望ましいです。
ステップ2:固定費の見直し
支出の把握が出来たらいよいよ見直しです。はじめに固定費の見直しを行います。固定費を見直すと1度の見直しで毎月の支出が変わるなど、効果が大きいからです。基本的には支出の額の大きいものから見直すべきですが、一般的に見直すべき分野としては「住居費」「車両費」「保険料」「通信費」といったところを見直すと効果が大きいです。
こちらについては後日改めて詳しく書きたいと思います。
ステップ3:変動費の見直し
最後のステップとしては変動費の見直しです。こちらも自身の支出の内訳から金額が大きいものから見直していきましょう。私の場合、食費と美容費(衣服含)が大きかったため改善を行いました。
食費を下げる方法5選
以下が、私が意識している食費の節約方法です。これらを意識して、月に2万円程度食費を下げることが出来ました。
①【外食を減らす】
飲み会は減らす、出社時はお弁当持参
②【自炊をする】
コンビニ弁当や総菜も意外と高いため可能な限り自炊する、料理下手ならホットクック、それも無理なら米だけ炊く
③【買い物の回数を減らす】
週末にまとめ買い、日用品はAmazon定期便
④【ふるさと納税を活用】
冷凍できる肉魚、長く保存できる缶詰、乾麺などおすすめ
⑤【水を買わない】
ペットボトルのミネラルウォーターから浄水器に変えました
美容費(衣服含)をさげる方法3選
続いて美容費(衣服含)を下げるために行っていることです。
①【髪はなるべくセルフカット】
・・1000円カットすら高く感じる
②【服は最低限の数だけもつ】
服が多いとクリーニング代や収納棚代などもかさむため
②【100円ショップの利用】
帽子や靴下などは100円ショップで十分でした
まとめ
生活費を下げる3ステップを紹介しました。一番大事なのは無理なく続けられる方法を探すことです。私が思う「生活費を下げることで得られる一番のメリット」は心に余裕が出来ることです。貯蓄が増えることはもちろん、収入への過度なこだわりもしなくて済みます。ぜひ一度、お金の使い方について振り返って見直しをすることをお勧めします。